統計検定2級の学習に使用した本
このブログを1年以上放置してしまっていました。
実は、統計検定2級には合格していたのですが、仕事で統計学を使わなくなり、統計学に縁遠くなっていたのです。
しかし、せっかく作成したノートがあるので、自分自身の復習も兼ねて、ぼちぼち更新して行きたいと思います。
公式本
今回は、前回で紹介した本やサイトで統計学ってこんな感じなんだー、というのがつかめた人が、いよいよ試験のために勉強するために良い本を紹介します。
まず、統計検定を主催している日本統計学会を出している公式テキストがあります。
この本は、統計検定2級の出題範囲を確認する上で、なくてはならない本、という感じです。*1
この本だけでも勉強できるとは思いますが、Amazonのレビューでもあまり評判がよろしくない。
なので、私もこの本は勉強の最後に購入し、「チェックシート」を利用するぐらいでした。
確かに、なんとも読みにくい、興味をそそられにくい文章なんですよね。
よく挙げられている本2冊
調べてみると、よくお勧めされているのが、次の2冊であることがわかりました。
- 作者: 東京大学教養学部統計学教室
- 出版社/メーカー: 東京大学出版会
- 発売日: 1991/07/09
- メディア: 単行本
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私は東大出版が出している本で勉強しました。
こちらもいかにも教科書然としていて、人によっては読みにくい文章かもしれませんが、必要なことがちゃんと論理立てて説明されています。
「心理学統計の基礎」のほうは、心理学とついていますが、内容は心理学に特化してものではなく、統計学の教科書として使えます。
こちらの文章のほうが読みやすい、好みだ、という人もいるようです。
私は途中まで読んだのですが、出てくる数式の等式変形が理解できず、断念しました。
この2冊を手にとって見て、好みなほうを選べば良いかと思います。
あと、私は未読なのですが、去年に出版されたこの本もよさそうです。
目次を見てみると、「統計学入門」とだいたい同じような内容+時系列分析やRといったものも入っていて、お得そうです。
いずれの本も、全ての内容を理解する必要はなく、統計検定の出題範囲表とにらめっこしながら、必要そうなところを勉強するのが良いかと思われます。
では、次回から、統計学の内容について、連載していきたいと思います。
一応、これだけ読めば合格できる!*2というのを目指して、記事にしていきたいです。